北京の建物には、マジックペンで数列と、なにやら漢字の落書きが目立つ。

ある落書きは、「水道工事を安く請け負います。携帯電話番号。」だとか、
「外貨両替。電話番号。」(ヤミ商売)とか「シェアハウス月額格安。電話番号。」とかだ。
北京では、転売するのを目的にして、空室のままの住宅も多い。
北京の不動産のバブル現象だ。

実際の需要と供給のバランスが崩れている。
これは、いずれ崩壊するであろうマイナスのエネルギーを蓄積しているに過ぎない。
一方で、学生やサラリーマンの実需は厳しい。
月の収入が、日本の円に換算して、5万円。
まともにマンションを借りられないので、みんなシェアハウスに住む。
シェアハウスでさえ、月極め2万円相当だ。
日本のシェアハウスというと恋愛の舞台を想像するが、それどころではない。
さらに70㎡ぐらいの3DKに30人詰め込まれる。
月額5千円の窓の無いむしむしした地下室もシェアハウスとして存在する。

日本語で、シェアハウスという文字は直感できるので使用したが、
中国にシェアハウスという文字も言葉も認識も無いので、予断しておきます。