ドリフトパフォーマンスは、日本のお家芸だったのに、
韓国車ジェネシスの登場で、その座を奪われている。
韓国現代自動車が、ジェネシスを中国市場に投入し、
若者に手ごろなFR車を供給して、新たなドリフトブームを創造した。
クーペを生産しなくなった、トヨタは、今後、中国市場で活躍の機会を喪失することに。
20代で運転免許を取得した者は、生涯で、20台程度は、車を乗り換えるだろう。
お手ごろなクーペタイプのゲートウエィになる自動車を若者に供給することは、
将来の高級車を購買してくれる顧客を囲い込む効果があるはずだ。
トヨタセリカで運転の楽しさを知った若者が、20年後、クラウンやセルシオ、
ハリアーのオーナーになったのと同様に。
日本勢は、ロングテールでのブランディング効果のチャンスを喪失している。
日本のビルダーは、エコや、テクノロジー、電気自動車に固執するあまり、
FUN to DRIVEという本質を見失っている。
旧式カローラのモンキーモデルを格安で、中国市場に投入すれば、
時間的に速攻で、開発費がゼロで済むのに。
エコ好きの1億の国内市場も重要かもしれないが、燃費を気にしない13億の市場は、
見逃せないはずだ。
マツダは、いま、RX-7を中国市場に投入すれば、参入の機会を得られるのに。
日本の自動車メーカーは、韓国の自動車メーカーに、わざわざ席を譲ってしまっている。